水俣条約について

水俣条約とは!?

水銀条約が「水俣条約」に名称決定!!

2013年1月19日、スイスのジュネーブにて2020年以降、水銀を使った製品の製造・輸出入を原則禁止する条約が国連の政府間交渉で合意されました。水俣病と同様の被害を繰り返さない決意を込めて日本政府の提案した「水俣条約」と命名されました。

1.どのような条約?

2020年以降、水銀を含む蛍光灯・電池・血圧計など特定の5品目の製造、輸出入を禁止します。 また石灰火力発電や金属製錬では鉱石に含まれる水銀が大気に排出され大きな環境汚染の原因となっているため、 排出量の削減と新しい水銀鉱山の開発も禁止します。環境汚染や健康被害の原因となっている水銀の使用を各国が禁止することで被害を大幅に減らせると考えられています。

2.条案はいつ決まる?

2013年10月9日~11日 熊本県で開かれる国際会議で採択されました。

3.条約が採択されると?

一定猶予期間を経た後、水銀を使用した製品の製造・販売を禁止。 蛍光灯も水銀を使用しているため、製造・販売が中止になり、今までご使用になられている蛍光灯の入手自体が困難になります。

4.この条約の目的は?

人為的な水銀及び水銀化合物から人々の健康及び自然環境を保護するため。 LED照明は水銀未使用で環境にやさしく、節電対策も効果大。

環境省HPはこちら⇒環境省 水銀に関する国際的な取組 | 水銀に関する水俣条約